No.473 2002/07/07 沖縄・座間味 古座間味ビーチ(1本のみ)
天気:晴 水温:27〜28℃ 透明度:10〜12m


 夏休みで沖縄・座間味に行ってきました。しかし!台風5号が通過し、台風6号が接近中と、潜れるかどうかなんとも微妙なタイミングです。行くかどうかかなり悩みましたが「潜れなくても、小野さんや民宿のおばちゃんに会えればいいかな」ということで、行くことにしました(チャレンジャーと呼んでください<笑>)。
また、今回は、以前からメールをやり取りしていただいていた、あきこおねーさんも既に座間味入りしているとのことでしたので、お会いできることも楽しみの一つです。

 座間味へは、沖縄本島から船で渡りますが、飛行機から船への乗り継ぎ時間が2便の船だと1時間程しかなかった為、遅い時間の船(3便)を予約していました。しかし空港から港までの道が空いていて、運良く2便に乗ることが出来ました。そのことを小野さんに連絡すると「午後から1本潜れる」とのことです(あきこおねーさん、提案して下さってありがとうございます)。
民宿に着いてから急いでセッティングして、古座間味ビーチに入りました。

 台風が近づいているので、古座間味ビーチにも若干のウネリが入っていますが、ダイビングにはまったく問題の無いレベルです。ビーチには、観光客も沢山いました。

 エントリーすると、うねりの影響で多少白濁している感じがします。水中も白い砂の関係でまぶしい位に明るいです。
 目が慣れる間もなく「サキシマミノウミウシ Flabellina bicolor」が視界に入ってきました。見慣れたウミウシですが、すぐにウミウシが見付かると嬉しいです。まずは撮影しました。

 撮影を終えて、みんなの所に合流すると、小野さんが、なにやら小さなオレンジ色の玉のようなウミウシを見せてくれました。最初は?状態でしたが、しばらくして動き出したウミウシはブドウガイの仲間のようでした。
撮影しながら「以前にこんな感じのウミウシを座間味で見たな・・・」と考えていましたが、それは「キホシミガキブドウガイ Haminoea ovalis」でした。しかし、このウミウシはオレンジの点模様がかなり鮮やかで「キホシミガキブドウガイ」とはちょっと違うようです。
オレンジの点を取り囲む白い模様の有無などで、区別されるそうですが、今回見た個体は「ミズタマブドウガイ Haminoea sp.」ということになるようです。

 次は、妻が「リュウグウウミウシ Roboasta gracilis」を撮影してます。私も撮影しようとしたのですが、岩の穴に入っていってしまい、うまく撮影できませんでした。

 そして、次に小野さんが見せて下さったのは、これまた小さなブドウガイ科のウミウシ「キバカイコガイ Diniatys dentifer」です。地味なウミウシであまり人気が無いそうですが、よく見ると「目」がとてもかわいくて、私も妻もけっこーお気に入りのウミウシです。

 あきこおねーさんに「ムカデミノウミウシ Pteraeolidia ianthina」、「オキナワキヌハダウミウシ Gymnodoris okinawae」を見せてもらい、小野さんが「ミズタマブドウガイ」の別の個体(ペア)を見せてくれたりと、自分でウミウシを探す必要がない状態です。
 それでは「イカン!」となんとか探したのが「ツノクロミドリガイ Elysia sp.」でした。これがまた小さな個体で、肉眼で見た限りでは、何ミドリガイだかわからない状態です。その場でデジカメの画像を小野さんに見て頂き、やっと「ツノクロミドリガイ」と判明しました。

 「アンナウミウシ Chromodoris annae」もいました。私が見た個体は、外套のフチが白い個体でしたが、妻が見た個体はフチが黄色い個体でした。しかも、交接器が少し出ています。

 あきこおねーさんに「アオスジリュウグウウミウシ Tambja morosa」も見せていただきました。このウミウシは、今年の3月に座間味で初めてみて、その時はかなり嬉しくて興奮した覚えがあります。今回は沢山いたそうです。
 写真になかなか写りにくい「アオスジリュウグウウミウシ」の「黒地に青い線」を写そうと撮影に手間取っている間に、妻が「モザイクウミウシ Halgerda tesselata」と「ゾウゲイロウミウシ Hypselodoris bullocki」を撮影していたようです(エキジットしてから聞いた!)。「モザイクウミウシ」は、20mm以上ある、比較的大きな個体だったようです。「ゾウゲイロウミウシ」は写真の写りが今一つだったので、今回は写真は無しです。

 次に妻が見つけたのが「ヒメコモンウミウシ Chromodoris rufomaculata」です。10mm以下の小さな個体ですが、とてもカワイイ個体でした。二次鰓の色で「コモンウミウシ」とは識別できるとのことです。

 浅瀬で「サキシマミノウミウシ」をもう1個体見たところで「そろそろ2時間になる・・・エキジットかな?」と思っていたら、そんなことはありません!
立ち上がれば足の付きそうな水深の場所で、小野さんが見せてくれたのは「ビワガタナメクジ」に似た「スカシウミナメクジ Petalifera Petalifera」です。実際、海から上がって聞くまでは「ビワガタナメクジ」だと思っていました。実は、もう1個体、私が見つけたのですがウネリもあった関係で、あまりにもゾンザイな写真になってしまってました。最後まで気を抜いてはダメですね・・・。

 さて、今回の座間味ですが、これで終了です。明日(7/8)以降の台風6号の影響がどの位出るのか見当もつかず、潜れないばかりか、もしかしら予定日に帰れなくなる可能性も出てきました。
明日は、なんとか船も運行されるようなので、明日の午後便で帰ることにしました。
しかし、「小野にぃにぃ」のサービスは海の中だけではありません!!夜のログ付けは「約4時間」バッチリとやって下さいました。
 今回は、1泊2日と短い期間でしたが、小野さん、あきこおねーさんのおかげで、とても楽しかったです。ありがとうございました。そして、またよろしくお願い致します。

古座間味ビーチで出会ったウミウシたち

サキシマミノウミウシ Flabellina bicolor ----- 2個体
ミズタマブドウガイ Haminoea sp. ----- 4個体
リュウグウウミウシ Roboasta gracilis ----- 2個体
キバカイコガイ Diniatys dentifer ----- 1個体
オキナワキヌハダウミウシ Gymnodoris okinawae ----- 1個体
ムカデミノウミウシ Pteraeolidia ianthina ----- 1個体
ツノクロミドリガイ Elysia sp. ----- 1個体
アンナウミウシ Chromodoris annae ----- 2個体
アオスジリュウグウウミウシ Tambja morosa ----- 4個体
ヨゾラミドリガイ Thuridilla vatae ----- 1個体
モザイクウミウシ Halgerda tesselata ----- 1個体
ゾウゲイロウミウシ Hypselodoris bullocki ----- 1個体
ヒメコモンウミウシ Chromodoris rufomaculata ----- 1個体
クロスジアメフラシ Stylocheilus striata ----- 1個体
スカシウミナメクジ Petalifera petalifera ----- 2個体

学名の読み:ハルゲルダ テッセラータ モザイクウミウシ
Halgerda
tessellata
学名の読み:クロモドーリス アンナエ アンナウミウシ
Chromodoris
annae
学名の読み:クロモドーリス アンナエ アンナウミウシ
Chromodoris
annae
学名の読み:ゴニオブランカス ルフォマクラータ ヒメコモンウミウシ
Goniobranchus
rufomaculata
学名の読み:ゴニオブランカス ルフォマクラータ ヒメコモンウミウシ
Goniobranchus
rufomaculata
学名の読み:ゴニオブランカス ルフォマクラータ ヒメコモンウミウシ
Goniobranchus
rufomaculata
学名の読み:ゴニオブランカス ルフォマクラータ ヒメコモンウミウシ
Goniobranchus
rufomaculata
学名の読み:タンブヤ モローサ ミドリリュウグウウミウシ(新参異名:アオスジリュウグウウミウシ)
Tambja
morosa
学名の読み:タンブヤ モローサ ミドリリュウグウウミウシ(新参異名:アオスジリュウグウウミウシ)
Tambja
morosa
学名の読み:ロボアストラ グラキリス リュウグウウミウシ
Roboastra
gracilis
学名の読み:ジムノドーリス・オキナワエ オキナワキヌハダウミウシ
Gymnodoris
okinawae
学名の読み:フラベッリナ・ビカラー ケラマミノウミウシ
Flabellina
bicolor
学名の読み:フラベリーナ・マカッサラーナ サキシマミノウミウシ
Flabellina
macassarana
学名の読み:プテラエオリディア イアンティナ ムカデミノウミウシ
Pteraeolidia
ianthina
学名の読み:エリシア ツノクロミドリガイ
Elysia
sp. 5
学名の読み:エリシア ツノクロミドリガイ
Elysia
sp. 5
学名の読み:トゥリディラ バタアエ ヨゾラミドリガイ
Thuridilla
vatae
学名の読み:ハミノエア アカボシミガキブドウガイ
Haminoea
sp. 2
学名の読み:ハミノエア アカボシミガキブドウガイ
Haminoea
sp. 2
学名の読み:ハミノエア アカボシミガキブドウガイ
Haminoea
sp. 2
学名の読み:ハミノエア アカボシミガキブドウガイ
Haminoea
sp. 2
学名の読み:ディニアテュス デンティフェル キバカイコガイ
Diniatys
dentifer
学名の読み:ディニアテュス デンティフェル キバカイコガイ
Diniatys
dentifer
学名の読み:スティロケイラス ストリアトゥス クロスジアメフラシ
Stylocheilus
striatus
学名の読み:フィラプリシア・ラフォントイ スカシウミナメクジ
Phyllaplysia
lafonti
学名の読み:フィラプリシア・ラフォントイ スカシウミナメクジ
Phyllaplysia
lafonti



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます