No.609 2004/09/25 奄美大島・宇天ビーチ 
天気 曇時々雨のち夕焼け 水温:約 27℃


 宇天ビーチで潜りました。

 ここはピアテグリの少し倉崎側に位置するビーチで、海の中の様子も似てはいますが微妙に異なります。
ピアテグリが水深5m付近から急激に深くなるのに対して、宇天は緩やかに水深が深くなっていきます。そのためか、チョウチョウウオの仲間なども多く確認できます。
このポイントに潜るのは久しぶりで、今年の1月に潜って以来です。そのときは浅瀬がアオサなどの海藻で覆われ一面緑色でウミウシも多数確認できましたが、この時期にアオサなどがあるわけもなくだいぶ雰囲気がことなります。

 この時期ウミウシはあまり期待できないのですが、夏季の宇天も調査しておいた方が良いという気持ちで潜ってみました。
その結果、浅瀬ではキヌハダウミウシの仲間が2種類と、一見、シライトウミウシの幼体のように見えるけれど、よく見ると触角と二次鰓に白い斑紋があり、さらに触角の色彩パターンから ホソスジイロウミウシ(Chromodoris lineolata)の幼体のような気がする個体が確認できました。この個体は現在のところ Chromodoris sp. 2. として掲載しています。

 浅瀬ではこの3個体しか見付かりませんでしたので少し沖に出てみることにしました。
水深8m付近で コイボウミウシ を確認し、なんとなくウミウシが居そうな雰囲気(というか気分)になってきました。
戻りながらウミウシを探すと、7m付近で ニシキリュウグウウミウシ を見付けました。初めて見るウミウシです。やったー!と思い撮影するものの、あれあれと言う間に死珊瑚の隙間に入っていってしまい2枚だけしか撮影できませんでした。

 ニシキリュウグウウミウシが出てくるかなと待ちながらウミウシを探すと、ほぼ同じ場所で初めて見るミノウミウシの仲間を見付けました。
触角やミノの先端部が鮮やかな緑色でなかなか綺麗なウミウシです。調べてみたところ、図鑑・沖縄のウミウシに掲載されている AEOLIDIIDAE sp. と生息環境や特徴がほぼ一致するようです。
こういう種を見るためにはウミウシが少ない時期でいろいろな場所をもぐらなければダメだなと実感しました。

 全体としては個体数が少なかったのですが、初めて見るウミウシも確認できて内容的には充実していました。

奄美大島・宇天ビーチで出会ったウミウシたち

ニシキリュウグウウミウシ Tambja limaciformes ----- 1個体
キヌハダウミウシ Gymnodoris inornata ----- 1個体
キヌハダウミウシ属の仲間群1 Gymnodoris spp. 1. ----- 1個体
コモンウミウシ属の1種2 Chromodoris sp. 2. ----- 1個体
コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa ----- 2個体
オオミノウミウシ科の1種1 AEOLIDIIDAE sp. 1. ----- 1個体

学名の読み:クロモドリディダエ イロウミウシ科の1種2
CHROMODORIDIDAE
sp. 2
学名の読み:クロモドリディダエ イロウミウシ科の1種2
CHROMODORIDIDAE
sp. 2
学名の読み:クロモドリディダエ イロウミウシ科の1種2
CHROMODORIDIDAE
sp. 2
学名の読み:タンプヤ・リマキフォルメス ニシキリュウグウウミウシ
Tambja
limaciformes
学名の読み:タンプヤ・リマキフォルメス ニシキリュウグウウミウシ
Tambja
limaciformes
学名の読み:ジムノドーリス・イノルナータ キヌハダウミウシ
Gymnodoris
inornata
学名の読み:ジムノドーリス キヌハダウミウシ属の1種11
Gymnodoris
sp. 11
学名の読み:フュリィッディエッラ プストゥローザ コイボウミウシ
Phyllidiella
pustulosa
学名の読み:バエオリディア・リエアエ ウテンミノウミウシ
Baeolidia
rieae
学名の読み:バエオリディア・リエアエ ウテンミノウミウシ
Baeolidia
rieae
学名の読み:バエオリディア・リエアエ ウテンミノウミウシ
Baeolidia
rieae
学名の読み:バエオリディア・リエアエ ウテンミノウミウシ
Baeolidia
rieae
学名の読み:バエオリディア・リエアエ ウテンミノウミウシ
Baeolidia
rieae



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