No.608 2004/09/20 奄美大島・土盛ビーチ 
天気 晴れ 水温:約 27℃


 土盛ビーチで潜りました。
 この三連休は天気も良く島内のほとんどが凪状態だったようで、土日は鹿児島へ出張していたのですが、飛行機から見た鹿児島〜奄美大島間の海域もベタ凪状態でした。
 連休最終日は若干、太平洋側でうねりがありましたが、複雑な海岸線の奄美大島はビーチの向きによってはうねりをうまくよけてくれます。土盛ビーチも北向きなためさほどうねりの影響を受けずに潜ることができました。

 今回も沖のリーフエッジ付近を目指してエントリーします。
 「台風で海藻類もやられてしまっただろうな」と思っていましたが、思ったほど深刻なダメージはなかったようで、まだまだ確認できました。ただし意外にも海綿類にダメージが大きかったようで、砂地の吹き溜まりでちぎれた海綿を多くみかけました。

 倉崎では「ウミウシ枯れ?」と思えるほどすくなくなりましたが、太平洋側の土盛では海藻が残っているからかウミウシも個体数は少ないものの種類的にはまあまあ確認できました。
 コノハミドリガイは浅瀬の海藻が生えた岩(死珊瑚)の上で多く確認でき、同じような場所で クシモトミドリガイ を確認することもできました。私としては初めて見るウミウシで、黒潮が当たる場所で確認されている種だから奄美大島でもかならず見られるとは思っていましたが、ウミウシが少ないこの時期に見られるとは思ってもいませんでした。予想外の出来事にとても嬉しかったです。

 そのほか特筆するところでは、オトメミドリガイ の幼体と思われる個体を確認しました。体長3mmほどと小さく、肉眼では キヌハダウミウシの仲間か オカダウミウシ のように見えます。撮影して確認してやっと オトメミドリガイ と確信がもてました。奄美大島では初めて見るウミウシで、これもまた嬉しかったです。

 キイロウミコチョウが2個体と ツマグロモウミウシ も確認できました。ツマグロモウミウシ は同じ太平洋側の手広ビーチで見て以来ですし、キイロウミコチョウ も手広ビーチではたまに見かけます。

 センテンイロウミウシ、シロスジヒオドシウミウシ も個体数は減りましたが確認できました。

奄美大島・土盛ビーチで出会ったウミウシたち

トウヨウキセワタガイ Aglaja? orientalis ----- 2個体
エンビキセワタ Odontoglaja guamensis ----- 1個体
キイロウミコチョウ Siphopteron flavum ----- 2個体
オトメミドリガイ Elysia obtusa ----- 1個体
コノハミドリガイ Elysia ornata ----- 5個体
クシモトミドリガイ Elysia rufescens ----- 1個体
チゴミドリガイ Thuridilla livida ----- 1個体
ハナミドリガイ Thuridilla splendens ----- 1個体
ツマグロモウミウシ Placida cremoniana ----- 1個体
シロスジヒオドシウミウシ Halgerda albocristata ----- 2個体
センテンイロウミウシ Hypselodoris maculosa ----- 1個体
コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa ----- 1個体

学名の読み:ハルゲルダ アルボクリスタータ シロスジヒオドシウミウシ
Halgerda
albocristata
学名の読み:エリシア オブトゥサ オトメミドリガイ
Elysia
obtusa
学名の読み:エリシア オブトゥサ オトメミドリガイ
Elysia
obtusa
学名の読み:エリシア オブトゥサ オトメミドリガイ
Elysia
obtusa
学名の読み:エリシア ルフェスケンス クシモトミドリガイ
Elysia
rufescens
学名の読み:エリシア ルフェスケンス クシモトミドリガイ
Elysia
rufescens
学名の読み:エリシア ルフェスケンス クシモトミドリガイ
Elysia
rufescens
学名の読み:エリシア ルフェスケンス クシモトミドリガイ
Elysia
rufescens
学名の読み:プラキダ クレモニアーナ ツマグロモウミウシ
Placida
cremoniana
学名の読み:プラキダ クレモニアーナ ツマグロモウミウシ
Placida
cremoniana



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます