No.607 2004/09/12 奄美大島・倉崎ビーチ 
天気 晴れ 水温:約 27℃


 倉崎ビーチで潜りました。
 大型台風が二週続けて週末に奄美大島に接近したため、だいぶ久しぶりのダイビングとなってしまいました。

 倉崎のエントリー口は台風で砂がどこかにいってしまい、砂浜の下の珊瑚の化石が出てしまってます。
 あの砂地には微小貝類の貝殻が多数まぎれていたのですが、どこにいってしまったのでしょうね。

 ウミウシは少なくなりました。夏場の「ウミウシ枯れ」と台風のダブルパンチです。
 今回は水深15m付近から探しましたが、しばらくはウミウシが見付からず、10m付近で小さな ヨゾラミドリガイ がやっと1個体見つかりました。
 この場所から大きな ハタタテダイ がずーっと付いて来てエキジットする直前まで一緒でした。じっとしているとマスクの目の前まで寄ってきてかわいかったです。

 少しづつ水深を浅くしていくと根のくぼみで シロウネイボウミウシ を確認することができました。
 ここ最近たまに見る種で、どうやら夏場に多いウミウシのようです。

 死珊瑚の裏側で明らかにウミウシの卵と思われるものを確認しました。
 近くに親がいるかも?と思い探してみると サキシマミノウミウシ のペアが見付かり、その近くでも先に見付けた卵とほぼ同じものが確認できました。どうやらあの卵はサキシマミノウミウシのものだったようです。普段は岩の表面の海藻は生えている場所で見かけますが産卵は石の裏側のようです。他のミノウミウシの仲間の多くも石の裏側に産卵しているところを確認しています。

 ほぼ同じ場所の岩の上では、ホリミノウミウシ属の仲間(Eubranchus sp.)も確認できました。このウミウシは昨年の秋にもこの付近で2個体確認しています。

 この時期でも探せばいるものだなと思い気を取り直して探していると、なんと、モウサンウミウシ が見付かりました。過去にも倉崎ビーチで何回か確認していますが、個体数はあまり多くはないウミウシです。この独特でわかりやすい模様が大好きで久しぶりの出会いにエキジットまでの間、撮影したり観察したりずーっとその場所にいました。

奄美大島・倉崎ビーチで出会ったウミウシたち

モウサンウミウシ Trapania brunnea ----- 1個体
シロウネイボウミウシ Phyllidiopsis striata ----- 1個体
サキシマミノウミウシ Flabellina bicolor ----- 2個体
ホリミノウミウシ属の仲間6 Eubranchus sp. 6. ----- 1個体
ヨゾラミドリガイ Thuridilla vatae ----- 1個体

学名の読み:トラパニア エウレイア モウサンウミウシ
Trapania
euryeia
学名の読み:トラパニア エウレイア モウサンウミウシ
Trapania
euryeia
学名の読み:トラパニア エウレイア モウサンウミウシ
Trapania
euryeia
学名の読み:トラパニア エウレイア モウサンウミウシ
Trapania
euryeia
学名の読み:フュリィッディオポシス ストリアータ シロウネイボウミウシ
Phyllidiopsis
striata
学名の読み:フュリィッディオポシス ストリアータ シロウネイボウミウシ
Phyllidiopsis
striata
学名の読み:フラベリーナ・マカッサラーナ サキシマミノウミウシ
Flabellina
macassarana
学名の読み:フラベリーナ・マカッサラーナ サキシマミノウミウシ
Flabellina
macassarana
学名の読み:エウブランクス ホリミノウミウシ属の仲間6
Eubranchus
sp. 6
学名の読み:エウブランクス ホリミノウミウシ属の仲間6
Eubranchus
sp. 6
学名の読み:トゥリディラ バタアエ ヨゾラミドリガイ
Thuridilla
vatae



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます