No.551 2003/12/06 奄美大島・倉崎ビーチ 
天気:曇り 水温:約 24℃


 倉崎ビーチで潜ってきました。

 今日はベタ凪で倉崎の北側も南側も最高のロケーションです。
 こんな日は浅瀬でウミウシ探しにかぎります!

 エントリーしてまっすぐ沖に進んだ水深5m付近に、沖側が壁のようになった根があります。
今日はこの根を中心にウミウシ探しです。

 根に向かう途中、タマゴイロイボウミウシ と コイボウミウシ を確認しました。
 コイボウミウシ は倉崎では年中確認できるそうなのですが、タマゴイロイボウミウシ は若干少なめな感じがします。

 根に到着するとすぐに サキシマミノウミウシ が見付かりました。いままで倉崎で確認した個体は、みな、今回のような霜降り模様です。

 エンビキセワタガイ も久しぶりに確認できました。倉崎では個体数は多いです。

 今日見た ツノクロミドリガイ は大きかったです。普段は体長5mm前後の個体がほとんどなのですが、今日の個体は9mmありました。
 かなりじっくり撮影したのですが、背景と同じような色合いのため写真は今ひとつでした。

 モンジャウミウシ もいました。倉崎で見るのは今年の3月いらいです。
 このウミウシは二次鰓の動きにとても特徴があるので、デジカメのムービーモードでも記録しました。
 今回はターゲットライトを当てて撮影したのですが、ウミウシが小さいのでかなり効果がありました。

 今回一番嬉しかったのは ハクセンミノウミウシ です。
 伊豆方面ではよく見たウミウシなのですが、倉崎ではこの個体がはじめてです。
 体に白い線模様の無い個体で、伊豆方面で見ていた個体よりもだいぶ大きめでした。見付けた瞬間は「なんだこのウミウシ!?」と思ったほどです。

 その他、ミドリガイ系は相変わらず多く、チゴミドリガイ、ハナミドリガイ、ヨゾラミドリガイ がそれぞれ複数個体確認できました。

 最後に水深1m付近の浅瀬にいきました。
 水深が浅いため海況が良くないとこの場所でのウミウシ探しは困難ですが、今日は大丈夫です。
 3月頃になると センナリヅタが茂りウミウシもかなりの種類と個体数が確認できます。
 今日は、上がり際であまり時間が無かったこともありますが、ハクテンミノウミウシ 1個体だけを確認しました。

 翌日の倉崎ビーチは北東の風が強く、前日の凪が嘘のような荒れ模様でした。
 反対側の太平洋側のポイントも見に行きましたが、こちらはとても静かです。
 東シナ海側が荒れたときは、太平洋側に潜り行ってみようと思います。

奄美大島・倉崎ビーチで出会ったウミウシたち

タマゴイロイボウミウシ Fryeria menindie ----- 1個体
コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa ----- 1個体
サキシマミノウミウシ Flabellina bicolor ----- 1個体
エンビキセワタガイ Odontoglaja guamensis ----- 3個体
ツノクロミドリガイ Elysia sp. 5. ----- 1個体
モンジャウミウシ Glossodoris cincta ----- 1個体
ハクセンミノウミウシ Cratena lineata ----- 1個体
チゴミドリガイ Thuridilla livida ----- 2個体
ハナミドリガイ Thuridilla splendens ----- 3個体
ヨゾラミドリガイ Thuridilla vatae ----- 2個体
ハクテンミノウミウシ Flabellina riwo ----- 1個体

学名の読み:グロッソドーリス キンクタ モンジャウミウシ(異名:チャイロウミウシ)
Glossodoris
cincta
学名の読み:フリエリア・ピクタ フリエリイボウミウシ
Fryeria
picta
学名の読み:フラベッリナ・ビカラー ケラマミノウミウシ
Flabellina
bicolor
学名の読み:フラベッリナ リウォ ハクテンミノウミウシ
Flabellina
riwo
学名の読み:クラテナ リネアータ ハクセンミノウミウシ
Cratena
lineata
学名の読み:クラテナ リネアータ ハクセンミノウミウシ
Cratena
lineata
学名の読み:エリシア ツノクロミドリガイ
Elysia
sp. 5
学名の読み:エリシア ツノクロミドリガイ
Elysia
sp. 5
学名の読み:オドントグラヤ グアムエンシス エンビキセワタ
Odontoglaja
guamensis



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます