No.482 2002/07/27 伊豆・大瀬崎 岬の先端(1本目)
天気:晴れ 水温:26〜27℃ 透明度:10〜15m


 先週の大瀬崎がとても楽しかったので、金曜日の晩に突然思い立って、今週も大瀬崎に行ってきました(笑)。
 今日は朝早く出発し、早めに2本潜る予定です。
 「海の日」の先週よりは若干空いているように感じましたが、それでもかなり混雑しています。まあ、このくらいの方が活気があっていいですね。
 今日も、1本目は「岬の先端」です。先週とは打って変わって、透明度が良くなってます。しかし、浅場は若干のウネリが入ってウミウシの撮影はきつそうです。
 今回も深場には行かずに、水深1〜2m付近でウミウシを探します。
 まず、見付かったのが、先週と同じような、体長3〜4mm程の小さな「ミヤコウミウシの幼体 Dendrodoris denisoni juv.」です。見付けた時はウミウシかどうか、しばらく悩んでしまいましたが、撮影して確認してみると「ミヤコウミウシ」でした。
 次に妻が見つけたのが、先日の越前で見た「トウヨウキセワタガイ Philinopsis orientalis」です。大瀬崎では、はじめて見ました。若干、越前の個体より色が薄いような感じはしましたが、地域による個体差のようです。
 私が「トウヨウキセワタガイ」を撮影していると、妻が体長5〜6mm程の小さな「アカボシツバメガイ Chelidonura fulvipunctata」を見つけてきました。「トウヨウキセワタガイ」は体長30mm程の個体でしたので、頭と撮影システムを切り替えるのが大変です。なんとか撮影しましたが、次に妻が見つけ出したのは、更に小さな体長3mmのミノ系ウミウシです。もはや肉眼ではゴミのようにしか見えません。
 「なんでこんなの見つけられるのかな?」と思いながらも、まずは2〜3枚撮影して、デジカメのモニターで確認してみました。すると、その姿は、一見「ハクセンミノウミウシ Cratena lineata」のようにも見えますがちょっと違うようです。このウミウシについては、今後も調査をする予定ですが、それには、もう少し詳細な画像の撮影が必要です。
しかし、更に詳細な写真を撮影しようと、画像を確認後その場所を見るとウネリに飛ばされてしまったのか、いなくなってしまいました。小さいウミウシを撮影する際には細心の注意が必要ですね。
 その後は、「ゴシキミノウミウシ Cuthona diversicolor」、「コミドリリュウグウウミウシ Tambja amakusana」、「メリベウミウシ Melibe papillosa」、「アカエラミノウミウシ Sakuraeolis enosimensis」、「ミノウミウシ Aeolidiella indica」、「オカダウミウシ Vayssierea felis」、「ウミフクロウ Pleurobranchaea japonica」などを見ることが出来ました。
 探せばまだなにか出そうな雰囲気でしたが、ウネリで妻が辛そうでしたので上がることにしました。

伊豆・大瀬崎で出会ったウミウシたち(1本目)

ミヤコウミウシの幼体 Dendrodoris denisoni juv. ----- 1個体
トウヨウキセワタガイ Philinopsis orientalis ----- 1個体
アカボシツバメガイ Chelidonura fulvipunctata ----- 2個体
コミドリリュウグウウミウシ Tambja amakusana ----- 1個体
ゴシキミノウミウシ Cuthona diversicolor ----- 1個体
アカエラミノウミウシ Sakuraeolis enosimensis ----- 多数
メリベウミウシ Melibe papillosa ----- 多数
オカダウミウシ Vayssierea felis ----- 多数
ミノウミウシ Aeolidiella indica ----- 1個体
ウミフクロウ Pleurobranchaea japonica ----- 多数




No.483 2002/07/27 大瀬崎 湾内(2本目)
天気:晴れ 水温:26〜27℃ 透明度:5m

 1本目は110分近く潜りましたが、水深が浅い為、まだまだタンクのエアーが残っています。そこで、タンクを交換せずに、そのまま湾内に入ることにしました。岬の先端からの帰り道、マンボウ前の桟橋からエントリーです。
 先週は、ナイトダイビングで湾内を潜りましたが、今日は昼間です。さて、ウミウシは見付かるだろうか?とちょっと不安でしたが、妻がいろいろ見つけてくれました(私は、メリベウミウシだけ・・・)。
 そして、いきなり妻が探し出したのは、以前から見てみたいと思っていた「ヤマトワグシウミウシ Berghia japonica」です。
見付けた時は「変ったミノウミウシだなぁ」程度にしか感じなかったのですが、撮影して直ぐにデジカメのモニターで確認したところ、ミノと触角の特徴が以前、伝言版で見た「ヤマトワグシウミウシ」に似ています。
大小2個体いたのですが、私が撮影できたのは大きい方(10mm位)の個体です。妻は、発見時の両方の個体が寄り添っている所を撮影してました。
 しかし、このウミウシの撮影は、難しかったです。スタート・ストップを繰り返す独特の動きをしながら、なぜかカメラのほうに向かってくるのです。
動きもなかなか速く、小さいほうの個体(7mm位)は、直ぐに石の裏に入っていってしまいました。
 2匹で寄り添っていたウミウシなので離ればなれにするのはかわいそうだと思い、撮影は早々に切り上げて小さい方が入っていった石の近くに置いてきました。
 自宅に戻ってから「相模湾産後鰓類図譜」で確認してみましたが、図譜と比較してかなり似ている個体でした。おそらく、このウミウシは「ヤマトワグシウミウシ Berghia japonica」で間違いないと思います、
 私が「ヤマトワグシウミウシ」撮影を終えたのを見計らって妻が呼んでいます。行ってみると、小さな「カンザシウミウシ Euphurus ornatus」のペアを見せてくれました。妻は、初めて見たのでかなり嬉しかったようです。
 「カンザシウミウシ」の撮影を終えると、またまた妻が呼んでます。今度は「クロイバラウミウシ Okenia echinata」のペアです。今日はペア三連続です。
この「クロイバラウミウシ」ですが、以前、大瀬崎で見た個体と比べて体色がかなり異なります。前回、岬の先端で見た個体は全体に「赤い」体色でしたが、今日の個体は、体は赤茶色でトゲの先端部分だけが赤く染まってます。一見、別のウミウシに見えますが、色以外には違いはないようです。

 今回は、妻のデジカメのクローズアップレンズを改造し、更に接近撮影が出来るようにしました。私が「クロイバラウミウシ」を撮影している間、妻は「ヒロウミウシ Hopkinsia hiroi」や、「オカダウミウシ Vayssierea felis」を探して、練習していたようです。

伊豆・大瀬崎で出会ったウミウシたち(2本目)

メリベウミウシ Melibe papillosa ----- 1個体
ヤマトワグシウミウシ Berghia japonica ----- 2個体
カンザシウミウシ Euphurus ornatus ----- 2個体
クロイバラウミウシ Okenia echinata ----- 2個体
ヒロウミウシ Hopkinsia hiroi ----- 3個体
オカダウミウシ Vayssierea felis ----- 多数

学名の読み:オケニア エチナータ クロイバラウミウシ
Okenia
echinata
学名の読み:オケニア エチナータ クロイバラウミウシ
Okenia
echinata
学名の読み:オケニア・ヒロイ ヒロウミウシ
Okenia [Hopkinsia]
hiroi
学名の読み:オケニア・ヒロイ ヒロウミウシ
Okenia [Hopkinsia]
hiroi
学名の読み:リマキア オルナータ カンザシウミウシ
Limacia
ornata
学名の読み:アンテアエオリディエッラ インディカ ミノウミウシ
Anteaeolidiella [Old Aeolidiella]
indica
学名の読み:アンテアエオリディエッラ インディカ ミノウミウシ
Anteaeolidiella [Old Aeolidiella]
indica
学名の読み:バエオリディア・ジャポニカ ヤマトワグシウミウシ
Baeolidia
japonica
学名の読み:バエオリディア・ジャポニカ ヤマトワグシウミウシ
Baeolidia
japonica
学名の読み:バエオリディア・ジャポニカ ヤマトワグシウミウシ
Baeolidia
japonica
学名の読み:バエオリディア・ジャポニカ ヤマトワグシウミウシ
Baeolidia
japonica
学名の読み:バエオリディア・ジャポニカ ヤマトワグシウミウシ
Baeolidia
japonica
学名の読み:バエオリディア・ジャポニカ ヤマトワグシウミウシ
Baeolidia
japonica
学名の読み:バエオリディア・ジャポニカ ヤマトワグシウミウシ
Baeolidia
japonica
学名の読み:サクラエオリス エノシメンシス アカエラミノウミウシ
Sakuraeolis
enosimensis
学名の読み:クトナ プエルッウラ キリヒメミノウミウシ?
Cuthona
cf. puellula
学名の読み:クトナ プエルッウラ キリヒメミノウミウシ?
Cuthona
cf. puellula
学名の読み:ケリドヌラ フルウィプンクタータ アカボシツバメガイ
Chelidonura
fulvipunctata
学名の読み:ケリドヌラ フルウィプンクタータ アカボシツバメガイ
Chelidonura
fulvipunctata
学名の読み:アグラヤ オリエンタリス トウヨウキセワタガイ
Aglaja?
orientalis
学名の読み:アグラヤ オリエンタリス トウヨウキセワタガイ
Aglaja?
orientalis



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます