No.462 2002/02/23 伊豆・大瀬崎 湾内(1本目)
天気:晴れ 水温:15℃ 透明度:10〜12m


 今月も大瀬に行って来ました(メンバーは前回と同じ)。
伝言版に書き込みしていただく情報や、いろいろなサイトの情報によると大瀬崎は今がウミウシのピークではないかと思うほど多種多様なウミウシが目撃されているようです。
 今回もそれらのウミウシたちを観察・撮影できるかな?と期待をこめて潜りましたが、探し方がヘタだったようで、あまり多くのウミウシを観察することはできませんでした。
 また、サンライズ大瀬のスタッフ杉本さんによると「ウミウシは少し減った」とのこと。
水温も先月より2℃ほどあがりましたし、ウミウシのものと思われる色々な種類の卵塊がいたるところで見付かります。
これからは、減る方向、もしくは他の種類が出てくるのかもしれません。

 そんな中でも「アメフラシ Aplysia kurodai」は数え切れないほどの個体数がいます。卵もあちこちに産み付けられています。その卵塊ですが、色が一種類ではないようです。赤っぽいものや、緑っぽいもの、または、黄色っぽいものが確認できました。おそらくどれもアメフラシの卵だと思うのですが、はっきりしたことは不明です。

 この時期の大瀬のウミウシは比較的、深場にウミウシが多いようなので、まずは水深24m付近の「ケイソン」まで一気に潜行します。

 到着するとすぐに「アオウミウシ Hypselodoris festiva」と「サラサウミウシ Chromodoris tinctoria」がいます。どちらもまだあまり大きくなく(15mm前後)若い個体のようです。

 「ミツイラメリウミウシ Diaphorodoris mitsuii」は小さなウミウシですが鮮やかな黄色で目立つため、あまり探さなくても見付かります。

 仲間の一人が小さな「シラユキウミウシ Noumea nivalis」を見つけました。大瀬崎で見るシラユキウミウシはいつも小さな気がします。この個体も6mmでした。

 ケイソンの上に真っ白い変わったミノ系のウミウシがいます。エキジットしてから調べたところ「サガミミノウミウシの幼体 Phyllodesmium serratum juv.」のようです。
 このウミウシを夢中になって撮影していると、しらないうちに他のダイバー軍団に囲まれてしまい、あたりはあっという間に煙幕状態・・・これ以上ここにいても仕方ないと思い、浅瀬に移動しました。

 浅瀬に移動する途中に仲間は「ミズタマウミウシ Thecacera pennigera」を見ていたようです。

 水深5m付近に戻ってから「フクロノリ Colpomenia sinuosa」の根元でウミウシを探していると大きな「ウミフクロウ Pleurobranchaea japonica」が出てきました(60mm位)。はじめ、アメフラシではないかと思ったくらいです。

 同じ様に他のウミウシを探してみると、こんどは「オカダウミウシ Vayssierea felis」がいました。磯では石の裏にいるのですが、この個体はフクロノリの裏にいました(たまたまかも知れませんが)。

伊豆・大瀬崎で出会ったウミウシたち(1本目)

アメフラシ Aplysia kurodai ----- 多数
アオウミウシ Hypselodoris festiva ----- 2個体
サラサウミウシ Chromodoris tinctoria ----- 1個体
シラユキウミウシ Noumea nivalis ----- 1個体
ミツイラメリウミウシ Diaphorodoris mitsuii ----- 3個体
サガミミノウミウシの幼体 Phyllodesmium serratum juv. ----- 1個体
ミズタマウミウシ Thecacera pennigera ----- 1個体
ウミフクロウ Pleurobranchaea japonica ----- 1個体
オカダウミウシ Vayssierea felis ----- 2個体




No.463 2002/02/23 大瀬崎 湾内(2本目)
天気:晴れ 水温:15℃ 透明度:10〜12m


 2本目は外海(柵下)に潜ろうと思っていましたが、強風のため外側は大荒れです。湾内でも「サガミリュウグウウミウシ」出ているそうなので、杉本さんに大体の場所を聞いてその場所に行ってみました。
 しかし、そこには姿はなく、そこは「ミズタマウミウシ Thecacera pennigera」団地でした。大小(8〜30mm位まで)8個体はいたと思います。これだけ観察できたのですが、交接シーンは見ることができませんでした。
 サガミリュウグウウミウシはあまり移動しないらしいのですが、この場所は複雑な形の漁礁になっているので奥の方に入り込んでしまったのかもしれません。

 私は今回もミズタマウミウシの撮影に夢中になってしまいましたが、仲間が「ヒロウミウシ Hopkinsia hiroi」と「アベミドリガイ Elysia abei」を見つけてくれました。
ヒロウミウシは大瀬では1年中見られるウミウシのようですが、アベミドリガイもこの時期は多いようです。

 浅瀬に戻る途中、小さな「セトミドリガイ Elysia setoensis」を見つけました。先週の下田の磯で見た個体とほぼ同じ特徴の個体です。

 「アベミドリガイ」「セトミドリガイ」は探せばまだ見付かりそうですが、ダイビングという限られた時間のなかではこれが精一杯でした(磯とは勝手が違いますね・・・)。

伊豆・大瀬崎で出会ったウミウシたち(2本目)

ミズタマウミウシ Thecacera pennigera ----- 8個体
ミツイラメリウミウシ Diaphorodoris mitsuii ----- 2個体
ヒロウミウシ Hopkinsia hiroi ----- 1個体
アベミドリガイ Elysia abei ----- 1個体
セトミドリガイ Elysia setoensis ----- 1個体
アメフラシ Aplysia kurodai ----- 多数

学名の読み:ヒュプセロドーリス フェスティバ アオウミウシ
Hypselodoris
festiva
学名の読み:ヒュプセロドーリス フェスティバ アオウミウシ
Hypselodoris
festiva
学名の読み:ゴニオブランカス ティンクトリア サラサウミウシ
Goniobranchus
tinctoria
学名の読み:ノウメア ニウァリス シラユキウミウシ
Noumea
nivalis
学名の読み:オケニア・ヒロイ ヒロウミウシ
Okenia [Hopkinsia]
hiroi
学名の読み:ディアポロドーリス ミツイイ ミツイラメリウミウシ
Diaphorodoris
mitsuii
学名の読み:テカケラ ペンニゲラ ミズタマウミウシ
Thecacera
pennigera
学名の読み:テカケラ ペンニゲラ ミズタマウミウシ
Thecacera
pennigera
学名の読み:テカケラ ペンニゲラ ミズタマウミウシ
Thecacera
pennigera
学名の読み:テカケラ ペンニゲラ ミズタマウミウシ
Thecacera
pennigera
学名の読み:テカケラ ペンニゲラ ミズタマウミウシ
Thecacera
pennigera
学名の読み:ウァッシレア フェリス オカダウミウシ
Vayssierea
felis
学名の読み:フィロデスミウム セラットゥム サガミミノウミウシ
Phyllodesmium
serratum
学名の読み:フィロデスミウム セラットゥム サガミミノウミウシ
Phyllodesmium
serratum
学名の読み:エリシア アマクサーナ アズキウミウシ
Elysia
amakusana
学名の読み:エリシア アマクサーナ アズキウミウシ
Elysia
amakusana
学名の読み:エリシア セトエンシス セトミドリガイ
Elysia
setoensis
学名の読み:エリシア セトエンシス セトミドリガイ
Elysia
setoensis
学名の読み:プレウロプランカエア ジャポニカ ウミフクロウ
Pleurobranchaea
japonica
学名の読み:プレウロプランカエア ジャポニカ ウミフクロウ
Pleurobranchaea
japonica



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます