No.469 2002/06/15 伊豆・浮島 ビーチ・ドラゴンホール(1本目)
天気:晴れ 水温:19℃ 透明度:8〜10m


 西伊豆のダイビングポイント「浮島(ふとう)」に行ってきました。今回で2回目です。
今回もビーチのみですが、伝言板の情報によるとまだまだウミウシは色々いるようです。

 久しぶり(約一ヶ月ぶり)のダイビングに気合を入れてウエットスーツに着替えていると、左袖を通した時にいやな感じが・・・見事に切れました・・・
この日は天気も良く、少し汗ばむくらいで、パウダーではすべりが足りなかったようです。
スタッフの忍沢さんにスーツボンドを借りて貼り合わせましたが、完全に乾かないうちに着込んでしまい、ウエイトを着けようと屈んだ時にまたしても「ビリッ」といってしまいました。太りすぎですね・・・結局、ガムテープでこれ以上広がらないように応急処置をして潜りました。
忍沢さん、マノッチさん、色々ありがとうございました。今日からダイエットします!!

 肝心の海の方ですが、1本目は、海に向かって左側のドラゴンホールから攻めることにしました。
台風4号通過後の影響からか、うねりが少し入ってます。ビーチの広いところではまったく問題が無いのですが、ホール状の狭い所では、小さなうねりでもかなり影響が出ます。
うねりでウミウシが奥に入り込んでしまっていないか心配でしたが、思ったほど影響は無いようです。

 まず目に付いたのが「アオウミウシ Hypselodoris festiva」です。今回も色々な模様の個体を観察できましたが、特にお気に入りだったのが「触角の下に黄色い点がある」個体です。妻は「マロ」って呼んでました。

 アオウミウシを撮影してから、壁の若干オーバーハングになっている部分をライトを当てながら探していると「ユビウミウシ Bornella stellifer」がいました。壁の短い藻(コケ?)のようなものがが生い茂った所で体を丸めています。明らかに活動していない様子でした。
まずは、そのシーンを撮影し、その後にちょっと失礼して石の上で撮影させていただきました(撮影が終わったら元の場所に戻しました)。

 妻に「ユビウミウシ」をおしえてあげに行くと、妻はちょっと感じの違う「コノハミドリガイ Elysia ornata」を撮影してます。どこがちょっと変っているかというと、触角のオレンジ色の部分が妙に鮮やかなのです。このタイプの個体は今までに、下田の磯や八丈島で確認してます。
妻の話によると、2個体いたそうです。

 入り口付近から、少し奥に入った所の薄暗い転石の上で「オトメウミウシ Dermatobranchus otome」を見つけました。私が見たのは背中の部分が白い個体ばかりでしたが、妻が撮影した個体の中には若干、肌色がかった個体もいました。これら両方の色合いの個体は前回の浮島(5/4)でも確認してます。

 左の壁の、やはり若干オーバーハングになった場所で「リュウモンイロウミウシ Hypselodoris maritima」を見つけました。「海綿」の中に埋もれるようにして2個体でじっとしてました。海綿を餌としているようですね。
 その直ぐ近くには、オレンジ色の卵塊がありましたがどのウミウシのものかは不明です(Rostanga 系かな?)。

 さらに奥に進んだところの壁の上の方で「ウスイロウミウシ Hypselodoris placida」が3個体かたまってました。このウミウシも「リュウモンイロウミウシ」と同じように「海綿」に貼りついてました。
ジックリ撮影したかったのですが、比較的水面に近い場所に居たため、うねりが激しくあまりよい写真は撮れませんでした。

 妻が波酔いしそうだったので、戻ることにしました(海底に溜まった海藻がうねりで動くのを見ていると私でも酔いそうになります)。
戻る途中のホールの出口付近で、妻が小さな白いウミウシを見つけました。肉眼ではなんだかわかりません。
撮影しようとがんばったのですが、うねりでなかなかうまくいきません。妻が撮影した画像を見せてもらうと、どおやら「コトヒメウミウシ Goniodoridella savignyi」のようです。体長約2mmといったところでしょうか?こんな小さな個体は初めて見ました。

 海から上がって、妻に「ムカデウミウシいなくなったね〜」と言ったら、「いたよ、大きいのが1匹」との返事・・・・妻はしっかり写真撮ってました。
 さらに、しらないうちに「ミツイラメリウミウシ Diaphorodoris mitsuii」まで撮影してました。が、写真はピンボケでした・・・

伊豆・浮島で出会ったウミウシたち(1本目)

アオウミウシ Hypselodoris festiva ----- 3個体
ユビウミウシ Bornella stellifer ----- 3個体
コノハミドリガイ Elysia ornata ----- 2個体
オトメウミウシ Dermatobranchus otome ----- 3個体
リュウモンイロウミウシ Hypselodoris maritima ----- 2個体
ウスイロウミウシ Hypselodoris placida ----- 4個体
コトヒメウミウシ Goniodoridella savignyi ----- 1個体
ムカデミノウミウシ Pteraeolidia ianthina ----- 1個体
ミツイラメリウミウシ Diaphorodoris mitsuii ----- 1個体




No.470 2002/06/15 浮島 ビーチ・トップガンホール(2本目)
天気:晴れ 水温:19℃ 透明度:8m


 2本目は、海に向かって右側手前の「トップガンホール」です。私が、ウエットスーツのトラブルで(自分が悪いのですが)モタモタしているうちに、ズバリ干潮に当たってしまいました。
 ホールの入り口付近では、海水浴の団体さんが遊んでいます。岩から飛び降りる人などもいますので、ホール付近までフィンを履かずに歩いていきました(といっても直ぐ近くなのですが)。
 この(干潮)状態でのホール内の水深は3mといったところでしょうか。しかし、こちら側はうねりもほとんど無く快適なダイビングでした(浅すぎてダイコインは反応しませんでしたが・・・)。

 エントリーして直ぐに妻が「キイロウミコチョウ Siphopteron flavum」を見つけました。
 ここのキイロウミコチョウは、外套部に「ホクロ」のような黒い点がある個体と無い個体がいます。模様のパターンも個体毎に異なるようですので、注意深く観察すれば次回見たときに前回と同じ個体かどうかわかるかも知れません。
今回は「トップガンホール」で合計4個体の「キイロウミコチョウ」を見ることが出来ました(内3個体は妻が発見)。

 「ムラサキウミコチョウ Sagaminopteron ornatum」もたくさんいました。大きさも6〜10mm位までと、とても撮影しやすく、水深も浅いので、ジックリ撮影&観察できました。

 今回も「シロウミウシ Chromodoris orientalis」はたくさんいましたが、そのうちの数個体は、なにやら固まってじっとしてます。交接しているようでもないようです。ホールの中を行ったり来たり何度か、観察しましたがほとんど動いた様子はありませんでした。

 ここでも「ユビウミウシ Bornella stellifer」を見ましたが、その場所は水深30cm位!普段、磯でなれた水深ですが、タンクを背負っていると勝手が違いますね。撮影はかなり大変でした。

 「ウスイロウミウシ Hypselodoris placida」は2個体確認できましたが2個体とも、1本目の個体と同じように海綿の窪みでじっとしてました。
そのうちの1個体は、外套のフチの青い部分が、妙に青くて印象的でした。こんなに濃く青い色が出ている個体は初めて見ました。

 「アオウミウシ Hypselodoris festiva」、「オトメウミウシ Dermatobranchus otome」はこちら側でもよく見かけます。

 帰り間際に今回も「コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa」を見ることができました。大きさや、模様のパターンから想像すると、前回見た個体と同じ個体だと思います。

 前回、そこそこ見られた「アメフラシ Aplysia kurodai」、「クロヘリアメフラシ Aplysia parvula」は、まったく見かけませんでした。

伊豆・浮島で出会ったウミウシたち(2本目)

キイロウミコチョウ Siphopteron flavum ----- 4個体
ムラサキウミコチョウ Sagaminopteron ornatum ----- 4個体
シロウミウシ Chromodoris orientalis ----- 多数
ユビウミウシ Bornella stellifer ----- 2個体
ウスイロウミウシ Hypselodoris placida ----- 2個体
アオウミウシ Hypselodoris festiva ----- 3個体
オトメウミウシ Dermatobranchus otome ----- 2個体
コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa ----- 1個体

学名の読み:ヒュプセロドーリス フェスティバ アオウミウシ
Hypselodoris
festiva
学名の読み:ヒュプセロドーリス フェスティバ アオウミウシ
Hypselodoris
festiva
学名の読み:ヒュプセロドーリス フェスティバ アオウミウシ
Hypselodoris
festiva
学名の読み:ヒュプセロドーリス プラキダ ウスイロウミウシ
Hypselodoris
placida
学名の読み:ヒュプセロドーリス プラキダ ウスイロウミウシ
Hypselodoris
placida
学名の読み:ヒュプセロドーリス プラキダ ウスイロウミウシ
Hypselodoris
placida
学名の読み:ヒュプセロドーリス プラキダ ウスイロウミウシ
Hypselodoris
placida
学名の読み:ゴニオブランカス ティンクトリア サラサウミウシ
Goniobranchus
tinctoria
学名の読み:ゴニオブランカス オリエンタリス シロウミウシ
Goniobranchus
orientalis
学名の読み:ゴニオブランカス オリエンタリス シロウミウシ
Goniobranchus
orientalis
学名の読み:ヒュプセロドーリス マリティマ リュウモンイロウミウシ
Hypselodoris
maritima
学名の読み:ゴニオドーリデッラ サウィギニュイ コトヒメウミウシ
Goniodoridella
savignyi
学名の読み:フュリィッディエッラ プストゥローザ コイボウミウシ
Phyllidiella
pustulosa
学名の読み:ボルネッラ ステリッフェル ユビウミウシ
Bornella
stellifer [Syn. B. japonica]
学名の読み:ボルネッラ ステリッフェル ユビウミウシ
Bornella
stellifer [Syn. B. japonica]
学名の読み:デルマトブランクス オトメ オトメウミウシ
Dermatobranchus
otome
学名の読み:デルマトブランクス オトメ オトメウミウシ
Dermatobranchus
otome
学名の読み:デルマトブランクス オトメ オトメウミウシ
Dermatobranchus
otome
学名の読み:プテラエオリディア イアンティナ ムカデミノウミウシ
Pteraeolidia
ianthina
学名の読み:エリシア オルナタ コノハミドリガイ
Elysia
ornata
学名の読み:エリシア オルナタ コノハミドリガイ
Elysia
ornata
学名の読み:シポプテロン フラウム キイロウミコチョウ
Siphopteron
flavum
学名の読み:シポプテロン フラウム キイロウミコチョウ
Siphopteron
flavum
学名の読み:サガミノプテロン オルナトゥム ムラサキウミコチョウ
Sagaminopteron
ornatum



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます