2001/11/17 三浦半島 荒磯(潮溜り)
天気:晴 水温:19℃


 三浦半島の磯に行ってきました。三浦半島にはたくさんの磯がありますが、今回は相模湾側の「荒磯」です。ここは有料ですが広い駐車場とトイレが完備されてます(個人経営:800円、県営:1,000円)。
 個人経営の駐車場に車を入れて、駐車場のおばちゃんから磯の情報を聞きます。ここでわかったのは、この磯はかなり広いということ。干潮にはまだ時間があったので、一通り磯を歩いてみました。県営の駐車場から一番近い磯がよさそうです。

 ウエットスーツに着替えて磯に入ります(その間、駐車場のおばちゃんに色々質問される)。ここは、潮溜りと言うより「磯」という言葉が似合う感じです。下田や三ツ石と同じようにウミウシを探しますが見つかりません。

 範囲を広げて、波が少し入っている沖よりを探すと、体長50mm〜150mm位までの「アメフラシ Aplysia kurodai 」がたくさんいます。アメフラシもウミウシの仲間だ!と自分に言い聞かせて、撮影します。

 次に見つかったのが「アオウミウシ Hypselodoris festiva 」です。アオウミウシは磯ではまだ見たことがありませんでした(と言っても磯は今日で5回目ですが・・)。やっとウミウシらしいウミウシに出会えて、気分ものってきます。

 目も慣れてきたようで、よく見ると「コノハミドリガイ Elysia ornata 」が、いたるところにいます。大きさも30〜50mm位までさまざまです。先週の下田では コノハミドリガイ を見なかったのですが、その前の三ツ石にはたくさんいました。地域的な違いのように感じます。

 アメフラシ がたくさんいる中、いまにも波にとばされそうな「クロヘリアメフラシ Aplysia parvula 」を見つけたのですが、撮影の準備をしているうちにいなくなってしまいました。

 コノハミドリガイ 以外になにかいないかな?と探していると「ツマグロモウミウシ Placida cremoniana 」がいました。三ツ石、下田共に、数が減っているようですが、ここでもこの1個体のみです。体長も8mmほどで成体のようです。

 ミノウミウシ系を探そうと石の裏を見ますが、見つかりません。あきらめずに探していると「クモガタウミウシ Platydoris speciosa 」のようなウミウシが石の裏に張り付いていました。しかし、このウミウシの外套は沢山の細かい突起があります。クモガタウミウシ(以前、川奈で見た)は、外套に突起がなくツルツルですので、これは違うウミウシのようです。「ウミウシガイドブック・伊豆篇」で調べたところ「ツヅレウミウシ Discodoris concinna 」のようです。計2個体見つけました。大きい方の個体は、触角と二次鰓を出して活発に動いていました。石を裏返したことにより脅かしてしまったようです。

 その後、ミノウミウシ系は「イロミノウミウシ Aeolidiella chromosoma 」1個体のみでした。イロミノウミウシは、今まで行った磯で毎回見られています。

 今回の荒崎で一番疑問に思ったのは、私が見た限りでは、ウミウシの卵塊が1つも見当たらなかったことです。最近の三ツ石、下田では多数の卵塊が観察できました。

三浦半島 荒磯で出会ったウミウシたち

アメフラシ Aplysia kurodai ----- 多数(数え切れない)
アオウミウシ Hypselodoris festiva ----- 3個体
コノハミドリガイ Elysia ornata ----- 多数(数え切れない)
クロヘリアメフラシ Aplysia parvula ----- 1個体(写真なし)
ツマグロモウミウシ Placida cremoniana ----- 1個体(偶然発見)
ツヅレウミウシ Discodoris concinna ----- 2個体(石の裏)
イロミノウミウシ Aeolidiella chromosoma ----- 1個体(かなり探した)

学名の読み:タユバ・リラキナ ツヅレウミウシ(異名:シミツキウミウシ)
Tayuva
lilacina [Syn. D. concinna]
学名の読み:タユバ・リラキナ ツヅレウミウシ(異名:シミツキウミウシ)
Tayuva
lilacina [Syn. D. concinna]
学名の読み:タユバ・リラキナ ツヅレウミウシ(異名:シミツキウミウシ)
Tayuva
lilacina [Syn. D. concinna]
学名の読み:タユバ・リラキナ ツヅレウミウシ(異名:シミツキウミウシ)
Tayuva
lilacina [Syn. D. concinna]
学名の読み:タユバ・リラキナ ツヅレウミウシ(異名:シミツキウミウシ)
Tayuva
lilacina [Syn. D. concinna]
学名の読み:ヒュプセロドーリス フェスティバ アオウミウシ
Hypselodoris
festiva
学名の読み:ヒュプセロドーリス フェスティバ アオウミウシ
Hypselodoris
festiva
学名の読み:スプリッラ  クロモゾーマ イロミノウミウシ
Spurilla
chromosoma
学名の読み:スプリッラ  クロモゾーマ イロミノウミウシ
Spurilla
chromosoma
学名の読み:スプリッラ  クロモゾーマ イロミノウミウシ
Spurilla
chromosoma
学名の読み:エリシア オルナタ コノハミドリガイ
Elysia
ornata
学名の読み:プラキダ クレモニアーナ ツマグロモウミウシ
Placida
cremoniana
学名の読み:プラキダ クレモニアーナ ツマグロモウミウシ
Placida
cremoniana
学名の読み:プラキダ クレモニアーナ ツマグロモウミウシ
Placida
cremoniana
学名の読み:アプリュジア クロダイ アメフラシ
Aplysia
kurodai
学名の読み:アプリュジア クロダイ アメフラシ
Aplysia
kurodai



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます