No.449 2001/12/02 八丈島 八重根(1本目)
天気:時々曇り 水温:23〜23.5℃ 透明度:25〜30m


 2日目も八重根です。はじめはオッチョの右側に入る予定でオッチョまで行ったのですが目的の根の付近はかなり、うねりが入っている状態です。入れないほどではないのですが、無理は禁物です。全員の意見一致で八重根に変更しました。

 今日のガイドはレグルスの「ウルトラスーパーガイド・コウタローさん」、え?いままでは「ウルトラ」はついていなかったって!?そうなのです。コウタローさんはついに「ウルトラ」が付いたのです(私が勝手に付けているだけですが)。
 しかし、1つのダイビング・サービスに「ウルトラスーパーガイド」は1名だけです(これも私の定義)。それでは、加藤さんがウルトラでなくなったの?ってそうではありません。そう!コウタローさんは、来年の春に独立し、八丈島でダイビングサービスをOPENするのです。レグルスへの在籍は今年いっぱいです。
 これは、レグルスで働く時の条件でもあったはずですし、コウタローさんの目標でもあったはずです。来年からは、どちらのサービスを利用するか悩ましいところですが、まずは、コウタローさん、おめでとうございます!。

 さて、今日の八重根ですが、ウミウシチームのメンバーが少し減ってます。
 小島さんはドライスーツで浅場での活動が困難のため、泣く泣く(?)他のフィッシュウオッチング・チームに移動になりました。しかし、ウミウシチームでは着用率の高いUGO(ユーゴ)さんのロクハンかぶりを現在作成中です。次回はバッチリOKでしょう。
 りえさんは、私たちより1日前に八丈入りしていて、今朝の東海汽船で帰られました。我々が1本目に出かけるとき、「珍しいの見たら許さないからねぇ〜」と叫んでおられましたが、ご期待に答えられず、バッチリ珍しいの見ちゃいましたぁ〜

 そう、その珍しいウミウシとの出会いは、エントリーしてすぐに訪れました。今日は、砂地の左横の壁から攻めることにしたのですが、壁に取り付くと、すぐに名谷さんがなにやらウミウシらしきものを見つけた様子です。
 まだ撮影を開始する様子が無かったので近くに行って覗いてみると、岩の窪みからウミウシの「ミノ」らしきものが出ています。そのミノを見ただけでもこれは、初めて見るな!と思わせるウミウシです。
 ミノ系のウミウシは触れるとミノが脱落する恐れがあるため、あの手この手でなんとかウミウシに触れずに引っ張り出すことができました。
 早速、2人で交互に撮影をはじめます。デジカメで撮影した画像をその場で再生して、見てみると、なんとも変ったミノを持つウミウシでした。コウタローさんやみんなにもこの画像を見せると、みな驚いた顔をしていたので、やはり珍しいウミウシのようです(ラドマン先生のサイトに投稿しました)。

 その後、ハクセンミノウミウシや、八丈島では2個体目のヒロウミウシなどがいましたが、このダイビングは初めて見る例のミノ系ウミウシを見られただけで最高な1本となりました。

●八重根で出会ったウミウシたち

ミノウミウシ系の不明種 AEOLIDACEA sp. ----- 1個体(現在調査中!)
クロヘリアメフラシの幼体 Aplysia parvula juv. ----- 1個体(紫の海藻を食べて紫色になっていた)
サキシマミノウミウシの幼体 Flabellina bicolor juv. ----- 1個体
コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa ----- 1個体
クロヒメウミウシ Metaruncina setoensis ----- 1個体(小さい!2mm位、ロスト!写真撮れなかった)
ムカデミノウミウシ Pteraeolidia ianthina ----- 1個体
セトイロウミウシ Chromodoris decora ----- 1個体
センテンイロウミウシの幼体 Hypselodoris maculosa juv. ----- 1個体
ハクセンミノウミウシ Cratena lineata ----- 2個体(1つは幼体)
ミルクオトメウミウシの幼体 Dermatobranchus sp. juv. ----- 1個体
ヒロウミウシ Hopkinsia hiroi ----- 1個体(八丈では2個体目の希少種。伊豆ではたくさんいるのにね。)


No.450 2001/12/02 八丈島 八重根(2本目)
天気:時々曇り 水温:23〜23.5℃ 透明度:25〜30m


 2本目も八重根です。コウタローさんとは、レグルスでの最後のダイビング。思い出に残る何か珍しいウミウシでもいればいいなと思いつつエントリーしました。

 特に珍しいものも出ずに、潜水時間も60分を過ぎたころ透明度の良い根の向こうから、ダイバーが手招きして呼んでいる。急いでいって見ると、nishinaさんと、名谷さんが、黄色い、(私としては)初めて見るウミウシを見つけていた。
 最後の最後に思い出に残るウミウシが見つかった。よかった、よかった!

 次回の八丈島は来年の春以降の予定です。次はどんなウミウシに出会えるかな? 現在までに八丈島で出会ったウミウシの数は97種類。来年はきっと100種類をこえるでしょう。

 ウミウシが少ない時期でも、確実に珍しいウミウシを見せてくれる八丈島は、まさにウミウシパラダイスだ!と実感じました。

●八重根で出会ったウミウシたち

コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa ----- 2個体(1つは幼体)
サキシマミノウミウシ Flabellina bicolor ----- 1個体
ドーリスの仲間 DORIDACEA sp. ----- 1個体(現在調査中!)
シロタエイロウミウシ Glossodoris pallida ----- 1個体(大きかった)

学名の読み:ヒュプセロドーリス アオウミウシ属の1種1
Hypselodoris
sp. 1
学名の読み:ヒュプセロドーリス アオウミウシ属の1種1
Hypselodoris
sp. 1
学名の読み:グロッソドーリス パリーダ シロタエイロウミウシ
Glossodoris
pallida
学名の読み:グロッソドーリス パリーダ シロタエイロウミウシ
Glossodoris
pallida
学名の読み:ゴニオブランカス デコラ セトイロウミウシ
Goniobranchus
decora
学名の読み:オケニア・ヒロイ ヒロウミウシ
Okenia [Hopkinsia]
hiroi
学名の読み:オケニア・ヒロイ ヒロウミウシ
Okenia [Hopkinsia]
hiroi
学名の読み:ヘグザブランクス サングイネウス ミカドウミウシ
Hexabranchus
sanguineus
学名の読み:フュリィッディエッラ プストゥローザ コイボウミウシ
Phyllidiella
pustulosa
学名の読み:フュリィッディエッラ プストゥローザ コイボウミウシ
Phyllidiella
pustulosa
学名の読み:フュリィッディエッラ プストゥローザ コイボウミウシ
Phyllidiella
pustulosa
学名の読み:デルマトブランクス・ファスシアタス ミルクオトメウミウシ
Dermatobranchus
fasciatus
学名の読み:フラベッリナ・ビカラー ケラマミノウミウシ
Flabellina
bicolor
学名の読み:フラベッリナ・ビカラー ケラマミノウミウシ
Flabellina
bicolor
学名の読み:フラベッリナ・ビカラー ケラマミノウミウシ
Flabellina
bicolor
学名の読み:フラベッリナ・ビカラー ケラマミノウミウシ
Flabellina
bicolor
学名の読み:フィロデスミウム クセニアミノウミウシ属の1種2
Phyllodesmium
sp. 2
学名の読み:フィロデスミウム クセニアミノウミウシ属の1種2
Phyllodesmium
sp. 2
学名の読み:フィロデスミウム クセニアミノウミウシ属の1種2
Phyllodesmium
sp. 2
学名の読み:フィロデスミウム クセニアミノウミウシ属の1種2
Phyllodesmium
sp. 2
学名の読み:フィロデスミウム クセニアミノウミウシ属の1種2
Phyllodesmium
sp. 2
学名の読み:クラテナ リネアータ ハクセンミノウミウシ
Cratena
lineata
学名の読み:クラテナ リネアータ ハクセンミノウミウシ
Cratena
lineata
学名の読み:クラテナ リネアータ ハクセンミノウミウシ
Cratena
lineata
学名の読み:クラテナ リネアータ ハクセンミノウミウシ
Cratena
lineata
学名の読み:クラテナ リネアータ ハクセンミノウミウシ
Cratena
lineata
学名の読み:フィディアナ インディカ ヒブサミノウミウシ
Phidiana
indica
学名の読み:プテラエオリディア イアンティナ ムカデミノウミウシ
Pteraeolidia
ianthina
学名の読み:アプリュジア パルウラ クロヘリアメフラシ
Aplysia
parvula



画像をクリックすると大きな画像とウミウシのデータが表示されます